ヒノキの盃

久しぶりの盃です、ヒノキを使いましたちょっと大きめの材料だったのですがそのまま使いましたら湯呑サイズになってしまいましたが私はあくまでも大きいぐい呑みとして展示します。飲み口60mm底40mm深さ60mmとちょうどいい?大きさではないかと思いますが、一人静かに日本酒飲むときなど大きめの盃のほうがお酒にヒノキの香りが移る時間があって良いのではと思ってます。
もう一つカエデを削っていましたが時間が9:30過ぎたので近所迷惑にならないように本日終了です。
ヒノキは底の仕上がりが難しくゆっくりゆっくりスピンドルガウジの先端横に滑らせササクレが起きないように削っていきます、大きいものは(口の広いものは)ペーパーでの処理もできますがぐい呑みのような口の小さいものはペーパー持って指がうまく入らないので極力バイトで綺麗に仕上げペーパー掛けをすくなくします。
カエデは結構硬いのでササクレは起きにくいのですが堅い分だけ段差はペーパーで取れにくいですこの場合はスクレーパーを斜めにしてそーっと木肌を削り綺麗になるように頑張りますが中々口で言うほど上手くはいかないです!